2. 1都3県の郊外:実需×収益性のバランスあり

東京都心から電車で30~60分圏内にある郊外エリア、例えば埼玉県川口市などはどうでしょうか。以下のデータをご覧ください:

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表面利回り8.5%は都心に比べて非常に魅力的な数値です。

駅近(徒歩4分)であり、家賃見込みが高く、郊外でも実需が根強いエリアである点が強みです。これは、都心部に比べて郊外の物件は地価が安い割に、家賃の差異がそこまで大きくないことが、その要因です。表面利回りが高ければ、返済や管理費等の経費を差し引いた後のキャッシュフローも十分に確保できます。

3. 空室リスク・経費を考慮した「手残り」推定

とはいえ利回りだけで判断せず、空室率や経費、返済額とのバランスで「実質の手取り」を検証することが大切です。例えば、目安となるシミュレーションを以下に示します:

・表面利回り:8%

・経費率:15%

・返済比率:50~60%

・空室率:20%

この条件下では、実質手残りは1.6~2.8%程度 となります。表面利回りだけ見ると高そうでも、収支がギリギリになるケースもあるのが現実です。

その結果、手堅く運用するならば、表面利回りは10%前後を目安に検討するのが安全とされています。

まとめ:初心者でも着実に始められるステップ

①地価上昇に惑わされず、実質収益を重視する

都心のブランド性だけで判断せず、客観的な市場分析を行い、キャッシュフローを重視した判断が必要です。

都心の華やかさはなくても十分に再現性のある選択肢に
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