ドイツ空港協会(ADV)のラルフ・ベイゼル会長は「ドイツの利用者数の回復は85%弱にとどまっている」と指摘する。
格安航空会社(LCC)のライアンエアーは昨年8月、BER発着の航空便を2割削減すると発表した。ライアンエアーDACのエディ・ウィルソン最高経営責任者(CEO)はBERが年間5000万人の利用に対応しているとした上で、かかる税金への不満を繰り返し表明している。
航空運賃は上昇しているものの、ベルリンの飲食店やホテル、観光名所は比較的手頃な価格にとどまっている。
一方、ベルリンを訪れる旅行客数の低迷の要因について、ベルリン市の文化分野の予算削減に関し、数カ月にわたってネガティブな報道が繰り広げられたせいだと非難する向きもある。ベルリン市は25年の文化予算から約1億3000万ユーロを削減したがっている。
環境政党「緑の党」のジュリアン・シュバルツェ議員は「破滅的な予算編成がなされようとしている」と批判し、「文化が失われつつあるという印象が広がれば、私ならばベルリンへの旅行はやめるだろう」と訴えた。
[ロイター]

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