こうした技術革新は、特に海軍力で顕著だ。とくに潜水艦戦力の拡充に力を入れており、米国防総省の予想では、2025年中に潜水艦保有数は65隻に達する。アメリカ海軍が世界中で運用している潜水艦71隻に迫る数字だ。ただし、技術面ではまだアメリカに後れを取っているという。

中国の潜水艦部隊には約12隻の原子力潜水艦が含まれ、そのうち6隻が弾道ミサイル搭載艦。残りはディーゼル電気推進式だ。

問題もある。中国海軍の潜水艦が西太平洋で米軍主導の海中監視システムに捕捉されやすいという脆弱性が国内で問題視されている。アメリカ海軍大学中国海事研究所のライアン・マーティンソン准教授が、中国の軍事誌『軍事芸術』の2023年11月号を分析して指摘した。

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