戦争終結だけが目的化している?
2025年1月のトランプの政権復帰は、ウクライナを一貫して支持してきたバイデン政権の姿勢からの転換点となった。
今年7月、トランプはプーチンに対し、ウクライナでの停戦に50日間の期限を設定したが、その後「より短い期間」にすると述べ、ロシアが攻撃をやめないことに「非常に失望している」と表明した。
8月6日、スティーブ・ウィトコフ米中東担当特使がプーチンと会談した後、トランプは自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に「大きな進展があった!その後、私はいくつかのヨーロッパの同盟国に状況を説明した。誰もがこの戦争を終わらせるべきだと同意しており、我々は今後数週間でその実現に向けて動く」と投稿した。ロシア国営通信社RIAノーボスチは、「プーチン大統領はウクライナ問題についてアメリカにいくつかのシグナルを送った。トランプ大統領からも同様のシグナルが受け取られた」というロシア政府の声明を報じている。
また、ホワイトハウスのカロライン・リービット報道官は「ロシア側はトランプ大統領と会う意思を示した。トランプ大統領はプーチンとゼレンスキーの双方と会うことに前向きだ。トランプ大統領はこの残虐な戦争を終わらせたいと考えている」と発言した。
8月13日現在、この提案の詳細はまだ公表されていない。トランプは会談にあたり、プーチンがゼレンスキーと面会することを条件としないとしている。
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