40代なら、自分で資格をつくってしまう

私の知り合いに、25キロのダイエットに成功した男性がいます。

彼は猛烈に忙しいビジネスパーソンでしたが、そんななかでも試行錯誤を繰り返しながら工夫を重ねて、独自の短時間ダイエット法を編み出し、25キロという減量を成し遂げたのです。

私はその話を聞き、「エグゼクティブに特化したダイエットの個人コーチをやったらどうか」と提案しました。

セレブは外食の機会が多いうえに、使える時間も限られています。そのなかで体型をなんとかしたいと思っているはずですから、彼の経験は必ず活きるでしょう。

これも立派な彼の「持ち物」のひとつです。

よく私は、「40代で新たな資格を取るくらいだったら、自分で資格をつくってしまえばどうか」とアドバイスすることがあります。

いまは夜景観光士や温泉ソムリエ、家電製品アドバイザー......などあらゆる分野で資格や検定があります。こういうのは「やったもん勝ち」なので、自分で肩書をつくって検定をはじめてしまえばいいのだと思います。話題になれば、ビジネスになります。

最近は、一般の人に向けたコーディネートを職業にしている人たちがいます。

ビジネスの場やデートの場など、「こんなときにスタイリストがいて、ファッションを考えてくれたらな」と考える人は、なにも芸能人だけではありません。

そこに目をつけた、コーディネートの知識や資格を持った人が、一般の人を相手にスタイリストの仕事をはじめたのです。

これが商売として成り立っているということは、それだけファッションに困っている人がいるのでしょう。そのような世の中の隠れたニーズを掘り起こせたら、成功への道が一気に開けます。

自分が培ってきたスキルは、もう「アップ」させる必要はありません。40代は、自分のスキルを再構築――「リストラクチャリング」してみるのです。

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※当記事は「PRESIDENT Online」からの転載記事です。元記事はこちら
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