カンボジアのフン・マネット首相とタイのプームタム首相代行は28日に会談し、真夜中からの停戦で合意、国境での5日間にわたる軍事衝突に終止符を打つことになった。

両首脳は東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国を務めるマレーシアのアンワル首相の仲介でマレーシアで会談、敵対行為の停止と直接対話の再開で合意した。両首相とともに会見に臨んだアンワル首相は「きょうの真夜中から無条件で即時停戦となる。これは最終的なものだ」と述べた。

国境紛争が長引くなか24日には軍事衝突に発展、アンワル首相は直後に停戦協議を提案、中国と米国も交渉への支援を申し出ていた。

フン・マネット首相は会見で「良い会談を行い、良い成果を得た。戦闘の即時停止を期待する」と述べ、協議に向けたトランプ米大統領と中国の努力に謝意を示した。その上で「アンワル首相が発表した解決策で両国間の協議が進展し、関係正常化への条件整備と将来の武力緊張緩和の基盤となることを期待する」と述べた。

協議を前にカンボジアの誠意に疑問を示していたタイのプームタム首相代行は、タイは「双方が誠意を持って遂行する」停戦に同意したと述べた。



[ロイター]
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