丹念な分析によって、研究者たちは、「人との関係やつながりの強さと良好な健康状態や長寿には因果関係がある」という結論を得ました(*5)。

しかし、人は長く生きることだけでなく、幸せに生きたいと望むものです。単なる長生きではなく、健康で幸せに生きるのに役立つのが、つながりの健康です。

 

キャスリー・キラム(Kasley Killam)

つながりの健康研究所( Social Health Labs )主宰。カナダ・クイーンズ大学卒、ハーバード大学公衆衛生大学院修士課程修了。MPH(公衆衛生学修士)。スタンフォード大学、コロンビア大学等において、人のつながりを通したウェルビーイングの向上に関する研究を15年にわたり続ける。つながりの健康に関する第一人者の1人としてグーグル、米国保健福祉省、世界経済フォーラム等の世界的企業・団体と協働し、つながりの健康を向上させるプロダクト、職場、コミュニティづくりに取り組んできた。『ニューヨーク・タイムズ』『サイエンティフィック・アメリカン』『サイコロジー・トゥデイ』『ワシントン・ポスト』等に寄稿している。

newsweekjp20250528083149.png

  『つながる技術 人生を豊かにしてくれる大切なこと
   キャスリー・キラム[著]
   川上純子 [訳]
   日経BP/日本経済新聞出版[刊]

(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 台湾有事の新シナリオ
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。

米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由

※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます