バンフ国立公園はカナダの山岳国立公園群の一つで、ハイイログマとアメリカクロクマの両方が生息している。カナダの国立公園を管理する「パークス・カナダ」によれば、こうした至近距離でのクマとの遭遇は、公園内の街付近でも奥地の山中でも起こり得るという。

「ここではどこにいてもクマに遭遇する可能性がある」とパークス・カナダのウェブサイト上に記されており、すべての訪問者に対し、適切な計画を立て、クマに注意するよう呼び掛けている。攻撃的なクマに遭遇する可能性は低いものの、安全の鍵は準備にあるという。

クマは「人間の活動によるストレスにとても敏感だ」とパークス・カナダは警告している。「遭遇を避ければ彼らを守ることができる」

パークス・カナダはハイカーに対し、特に視界が悪い場所、植物が生い茂っている場所、水辺、ベリーの木がある場所では、叫ぶ、手をたたく、歌う、大声で話すなど、音を立てることを推奨している。クマよけの鈴だけでは不十分だという。

幸いなことに、今回の動画のクマは不安になるほど接近していたものの、攻撃や捕食行動の兆候を示すことはなく、最終的に小川のほとりでハイカーを追跡することを止めた。

本誌はこの動画の投稿者にTikTokを通じてコメントを求めているが、現時点では独自に検証することができていない。

(翻訳:ガリレオ)

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