唯一可能な選択肢は共存だ。両国が交渉に前向きになれば、外交的対話を通じて共存を実現できるだろう。
カシミール人の大義を真に支持するなら、パキスタンは武装勢力をのさばらせるのをやめ、カシミール人自身が闘争の主役になることを認めなければならない。自国の政策を見直し、カシミール人の運動をこれ以上、傷つけないで済むやり方を検討すべきだ。
インドでは、モディがつくり上げている国家イメージに、野党が疑問を呈することが不可欠だ。モディの下では、インドはより強くなるどころか、脆弱性を増すとの認識を呼び覚ます力になるべきだ。インドもパキスタンも、憎しみや戦略的な得点稼ぎにとらわれない思考ができる新たなリーダーシップを必要としている。両国の国民には、自覚しているより多くの共通点がある。尊厳と平和、繁栄こそが彼らにはふさわしい。
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剛腕首相ネタニヤフが図ったアラブとイランの弱体化で、中東に訪れる新時代
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