<パリ協定10年目の節目に世界中から集まった企業が持続可能な社会への道筋を示した>

毎年春に恒例の国際的な環境対策サミット「チェンジ・ナウ(ChangeNOW)」が、4月の終わりにパリで開かれた。2017年に初開催されて以来、今回ですでに8回目となるこのイベントは、SDGs達成に向けたあらゆる取り組みを支援しており、世界中から参加した企業やNGOの顔ぶれは実にさまざま。最終日は一般公開され、参加者は4万人を超えた。

グラン・パレ
チェンジ・ナウの会場はパリの名建築の1つ、グラン・パレだった Photo ©Vincent MACHER

環境活動家としても知られるナタリー・ポートマンも登場

チェンジ・ナウには設立数年のスタートアップから大手企業までが集い、環境保護の実践・戦略や、個性を最大限に生かすインクルージョンの事業を紹介する。多くの投資家たちも参加し、ビジネスネットワークを拡大できる3日間だ。

会場には、エネルギー、ファッション、生物多様性、ヘルスなど18の分野にわたって数百の展示ブースが並び、随所に設けられたステージでは1日中トークセッションが繰り広げられた。ワークショップや個別のミーティングも行われ、国別展示ではオランダ、ウクライナ、南アフリカの3カ国が出展した。

ロレアルグループの展示
世界最大の化粧品会社ロレアルグループも参加。レフィル(詰め替え用品)の推進や、水を使わずに花の香りを抽出する新技術などを展示(「習慣の変化」の分野にて) 画像©Laure Dns

今年は、地球の平均気温の上昇を1.5℃に抑えることを目指す「パリ協定」が2015年に採択されてから10年目にあたる。それを記念し、協定をまとめたローラン・ファビウス元仏外相など協定の立役者たちも招待され、"皆で協力し、社会をサステナブルな方向へ変えていこう"というサミットの趣旨が改めて確認された。

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