──橋本さんご自身もそれを実践されてから、相手からの反応は変わりましたか?

とても変わりました。まず、メンバーが下を向かなくなりました。それまでは面談中に私が話していたらずっと下を向いていたのですが、まず顔が上がり、部下が話す量も笑顔も増えていきました。

アドバイスをする際にも、深くうなずいてくれるようになったり、自らメモを取ったり、「それやってみます」と、行動を起こすことへの意欲や決意を部下の側から言ってくれるようにもなりました。

──「やれ」と言われてやるのと、「やってみます」と言ってやるのでは、まったく効果が違いそうですね。

そうですね。それまでは私が言ったことに「わかりました」と言ってくれても、実際は納得していないし行動にも移っていかないことが多かったんです。

面談を繰り返しても全然実行に移らないとなると、管理職の側はイライラしたり不満を持ったりということになりやすいです。でも、1回のコミュニケーションで部下が自ら行動を起こしてくれるということになれば、面談の質や効果性が大きく高まったということになります。短時間でいかに高い生産性を上げるかが重視される今の時代に、このマネジメントは効果的に働くと思います。

「どうしたら部下を好きになれるのか?」
【関連記事】