アキュウェザーも砂嵐の動画を共有し、その規模と速度を強調している。

アキュウェザーは動画をXに投稿し、「週末に大規模な砂嵐がメキシコ北部を吹き抜けた。人工衛星からはっきり見えるほど巨大な砂嵐だった」と説明した。

同様の砂嵐は約1カ月前にアメリカでも発生し、テキサス州西部とオクラホマ州、カンザス州の一部に影響を及ぼした。カリフォルニア州南部でも4月に砂嵐が発生し、大気質が危険なレベルまで悪化した。

アキュウェザーのラーソンは本誌に対し、「強風は砂嵐を引き起こし、山火事の原因にもなる。これはメキシコの一部で問題になっていることだ」と述べた。

NOAAに属する環境衛星データ情報局(NESDIS)のウェブサイトには、砂嵐について次のように書かれている。

「人工衛星は大気中の砂塵からなるエアロゾル粒子を追跡・研究するための重要なツールだ。これらの粒子は人の健康と安全に影響を及ぼすだけでなく、地球の温度を上下させることで気象や気候に影響を及ぼし、さらに雲の形成を促進したり抑制したりする」

同地域で砂嵐は決して珍しくないが、異常な乾燥は状況を悪化させる可能性がある。砂嵐は乾燥した時期により多く発生し、この地域がさらに温暖化すれば、より砂嵐が増える可能性もある。

(翻訳:ガリレオ)

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