ロシア軍が失った航空機は「700機を超えた」

「この攻撃は2025年に入ってからウクライナがロシアの弾薬庫に対して行った中で最も大きな成果を上げた攻撃であり、ウクライナ軍特殊部隊によるロシア領深部への定期的な攻撃のパターンが継続していることを示すものだ」

同省はさらに、今回の攻撃が同空軍基地からの攻撃作戦を阻み、ロシアに弾薬の補充を余儀なくさせる可能性が高いと指摘。今回の攻撃を受けてロシア軍機が周辺の空軍基地に分散されたとみられるとつけ加えた。

ウクライナ国防省は攻撃当時、ロシア軍が戦闘開始以来失った航空機の数が701機に達した(ヘリコプター331機と軍用機370機)と発表していた。その後の1週間でさらにヘリコプター4機が失われたとして、27日の時点でこの数字は(独立した検証は行われていないが)705機に増えている。

イギリス国防省は最新の報告の中で、ロシアの防空システムは軍事拠点の防衛で手一杯になっており、ウクライナ軍が今後もロシア領深部への攻撃を実行するなかで、これらの軍事拠点が引き続き標的とされる可能性が高いとの見方を示した。

アメリカは25日、ウクライナとロシアと黒海での停戦で個別に合意したと発表したが、合意は原則的なものでまだ細かい話し合いが続けられている。

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