ブリュッセルに拠点を置くロシア欧州アジア研究所(CREAS)の創設者でディレクターのテレサ・ファロンは、Xにこう書いている。「中国の海底ケーブル切断装置を見せられては、『ただの事故だった』という説明はますます納得し難しくなる」
在米中国大使館の劉鵬宇報道官は、以前の取材で本誌に次のように語っていた。「中国は、今後も国際社会と連携をとり、海底ケーブルなどの世界規模の情報インフラ建設を積極的に推進し、共同で保護し、サイバースペースにおける共通の未来構築に協力していくつもりだ」
中国によるケーブルの破壊工作が疑われる事案に関しては、現在も捜査が続いている。そのなかには、2025年2月に起きた、トーゴ船籍の貨物船に乗っていた中国人船員8人が台湾当局に拘束された事例も含まれる。
この船は2月末、台湾本島と澎湖諸島を結ぶ海底ケーブルが破損した場所の近くで、台湾当局によって拘留された。
(翻訳:ガリレオ)
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