南部戦区司令部はまた、台湾に対する攻撃の際には東部戦区の援護を求められる可能性もある。民主主義政権下の台湾を中国共産党は自国の領土と主張しており、近年は台湾周辺での軍事行動の頻度と規模が増している。
J-15は、ロシアの「スホーイ33(Su-33)」を基礎とする第4世代の艦載(かんさい)戦闘機で、2013年から稼働している。中国の主力艦載機として使われており、米海軍の「F/A-18スーパーホーネット」に匹敵する。
2024年11月には、広東省珠海市で開催された中国最大の国際航空ショーで、新しいJ-15のアップグレード版が公開された。
このJ-15Tはカタパルト射出に最適化されており、中国最新鋭の空母「福建」からの発進が可能だ。
福建のカタパルト射出システムは、中国の旧型空母、「遼寧」と「山東」で用いられているスキージャンプ方式の発艦と比べて大きな利点があり、より多くの燃料と兵器を航空機に搭載できる。
J-15Dは電子戦のための戦闘機で、敵のレーダーや通信を妨害するように設計されている。米海軍の「EA-18Gグラウラー」と同様の役割を果たすとみられる。
(翻訳:ガリレオ)
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