発症率が極めて低いこの病気がアメリカで注目を集めたきっかけは、2001年、産後精神病の治療を受けていなかったアンドレア・イェーツ(Andrea Yates)が5人の子供を溺死させた事件だ。イェーツは時々精神科を受診していたが、治療はお粗末なものだった。夫は彼女の精神病は悪魔に抵抗できなかったためだと信じていた。
でも私の母と同じくイェーツも、わが子に深い愛情を注いでいたと思う。
私は母の愛情を忘れない。そして、私に危害を与える恐怖におののいていた母を気の毒に思う気持ちも忘れることはないだろう。
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