イタリアのプリズミアンは1月、洋上風力発電向けの海底ケーブル製造施設をマサチューセッツ州に建設する計画を中止すると発表した。

プリズミアンはトランプ大統領就任の翌日に計画変更を発表したが、政治的な理由による決定ではないとしている。広報担当者によれば、同社の送電関連ビジネスの受注残は180億ユーロに達するが、すべて欧州市場分であるという。

プリズミアンと競合する韓国LSコープ傘下のLSグリーンリンクは、バージニア州チェサピークで総工費6億8100万ドルを投じた海底ケーブル製造施設を計画しており、変更はないと述べている。LSグリーンリンクは、この工場では欧州の顧客向けの生産も想定しており、必要に応じて陸上ケーブルの生産も可能だという。

だが、LSグリーンリンクでマネージングディレクターを務めるパトリック・シム氏は、この製造施設の拡張については計画を見合わせていると話す。

シム氏はロイターの取材に対し、「拡張するとなれば投資額は9-10ケタ、雇用も数百人規模になるが、とにかく現時点では白紙の状態だ」と述べた。



[ロイター]
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