そのエジプト外交関係者は11日に、アブデル・ファタハ・アル・シシ大統領が前日のトランプの発言を受けて、翌週に予定していた訪米を延期すると明らかにした。

アブドラ国王はトランプとの会談後、「ガザとヨルダン川西岸のパレスチナ人の(強制)移住への、ヨルダンの揺るぎない反対姿勢を改めて表明」したとソーシャルメディアに投稿。

アブドラはまた、強制移住反対は「アラブの一致した立場」だとも述べた。だがトランプの提案に対する自らの考えについて(少なくとも公の場では)踏み込んで語ろうとはせず、それ以上はエジプトの対応を待つとしている。

トランプのご機嫌取りも

一方でアブドラはトランプに対し、その歓心を買うかのような譲歩案も提示した。ガザで重病にかかっている子供たち2000人をヨルダンで受け入れるというもので、トランプは「とても素晴らしい提案」だと評した。

アブドラはこれまで、アメリカとの緊密な関係を維持しようと努めてきた。ヨルダンは国内の軍事基地を米軍が使うことを認め、CIAからも多額の資金を受け入れ、その情報インフラを支えてきた。

「民族浄化の片棒を担いでいる」と思われたら終わる
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