以前、苦手な英語の勉強を先延ばしにしてばかりいた息子に「10秒アクション」を試したことがあります。やったことは簡単で、まず次男に単語帳を持ってきてもらい、「次ページの最初の単語は何?」と聞いただけです。

これだけで、側坐核のスイッチが入ったようで、その日は1人で勉強できました。これをしばらく続けているうちに、私が声をかけなくても自ら英語の勉強をするようになり、徐々に成績も上がっていきました。

仕事でも同じです。たとえば、あれこれ考えすぎてなかなか企画書を書けない部下がいるのなら、企画書の最初の1行を書くところまでサポートし、見届けます。

このように、相手を「すぐやる人」にするためには、「10秒アクション」を活用し、最初の一歩として「とりあえずやってみる」ことを習慣づけることが有効です。

「なんでやらないの?」と言いたくなる相手

口では「やりたい」と言っているのに、なかなか行動に移さない。そんな相手に対してモヤモヤしたことはありませんか。

たとえば会社の同僚や後輩が、日ごろから「やりたい仕事があるから部署を異動したい」と言っているのに、上司に希望を伝えてもいないし、その分野の勉強すらしようとしない。

意見があるはずなのに、会議で発言しない。いいアイデアを持っていて「本当はもっとこうしたい」と思っているのに実行しない......。

まずは「人の行動原理」を理解しよう
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