マスクは米国生まれの米国人ではないため、米大統領の継承権を持つ役職に就くことはできないと指摘する声もある。とはいえアメリカでは過去にも、外国生まれの人物が大統領の継承権を持つ役職に就いたことがある。

ヘンリー・キッシンジャーとマデレン・オルブライトは大統領の継承順位4位の米国務長官を務めたが、2人ともヨーロッパ出身だった。マスクについても、単に大統領の継承権者から外れれば、下院議長になること自体は問題ないとも考えられている。

下院議長を選ぶ権限を持っているのは米下院で、合衆国憲法には下院議長になる人物としての条件は一切定められていない。つまり下院で必要な票数を集めることができれば、選挙で選ばれた人物以外でも下院議長に選出することができるのだ。

マスクが優れた下院議長になるだろうという考えを最初に提唱したのは、共和党のランド・ポール上院議員(ケンタッキー州選出)だ。彼はXに次のように投稿した。

「下院議長は議会のメンバーである必要はない。イーロン・マスクを選べば、ワシントンの沼(政治的腐敗)はこれ以上ないほど混乱するだろう。考えてみて欲しい。不可能はない(それに集団的な既得権益、癒着した二大政党(いわゆる『ユニパーティー』)が混乱に陥るのを見る楽しみもできる)」

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