<株式会社三井不動産ホテルマネジメントは、障がい者支援を目的としたチャリティイベントを展開。装飾品製作を通じた仕事の提供や、募金活動を通じて、多様性と包摂を推進する社会づくりに取り組んでいる>
世界を変えるには、ニュースになるような大規模なプロジェクトや商品だけでは不十分。日本企業のたとえ小さなSDGsであっても、それが広く伝われば、共感を生み、新たなアイデアにつながり、社会課題の解決に近づいていく──。この考えに基づいてニューズウィーク日本版は昨年に「SDGsアワード」を立ち上げ、今年で2年目を迎えました。その一環として、日本企業によるSDGsの取り組みを積極的に情報発信していきます。
株式会社三井不動産ホテルマネジメントもまた、障がい者の社会参画を推進するユニークな取り組みを行う企業の一つだ。
参加型イベントを通じて、多様性を重んじる社会の実現へ
「ザ セレスティンホテルズ」「三井ガーデンホテルズ」「sequence」の3ブランド・40のホテルを国内外で展開する三井不動産ホテルマネジメント。同社は、障がい者のアート作品をホテルロビーに展示し、販売するイベントをこれまで実施してきた。
そしてさらに、ホテルの公共性を活かし、七夕やクリスマスにはチャリティイベントを開催している。この取り組みは、「障がいの有無に関わらず笑顔になれる」環境を目指したものだ。

期間中は、短冊やオーナメントを国内外のホテルで配布し、宿泊客が館内を装飾できる体験型イベントを実施。この装飾品は、障がい者支援施設に制作を適正価格で依頼しており、持続可能な形で社会貢献を目指している。
数十カ所の障がい者支援施設に広く作業を依頼し、新たな仕事の機会を創出するとともに、宿泊客には、楽しみながら募金活動の参加する場を提供している。