ウォルナウとムリロは、信者に寄り添う真の信仰者のようだ。
しかし、戦略的なウォルナウは、重要なことも知っている。NARは、その大義を人間の絶望と結び付けることを続ければ、拡大し、社会の「7つの山」(家族、宗教、教育、メディア、芸術、経済、政府)により多くの足がかりを得ることができる。
ウォルナウは、驚くほど不正確なことや憎悪に満ちたことも発言する。しかし、アメリカの医療制度の残酷で複雑な請求システムや、経済的困窮、セーフティーネットの欠落に苦しむ彼の聴衆にとって重要なのは、自分たちが一瞬でも何かをコントロールできていると感じられることだ。最終日の夜、ムリロはテント全体を癒やした。隣の人に手を置き、異言で祈るよう全員に促した。歩けない人々に足を動かして立ち上がるよう呼びかけると、何人かが立ち上がった。ある女性は歩行器を捨てて歩き出した。走り回る男性もいた。
私の隣の通路では、立ち上がった男性を人々が取り囲み、彼に触れ、彼に起きた奇跡にあやかろうとしていた。
信者たちには、テントの中が神の恩恵のしるしに満ちているように思えた。11月に予言が実現し、アメリカの未来が確かなものになったとき、ウォルナウとムリロにとって進むべき道は明白だろう。
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。
米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由
※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます