実際にそうした境遇を生きている側からすれば、余計なお世話だとしか言いようがない。

私が育った時間や環境の中にも、両親の離婚や母子家庭での暮らしというものがあった。私の年に21を足すと母親の年齢になる。

そんな生い立ちの人間からすれば、若年妊娠が貧困の引き金だとか、母子家庭の発生を抑制するとか、そんなふうに社会問題の原因を母親たちに帰するかのような言葉は侮辱にしか感じない。

別に侮辱するつもりがあったとは思わないし、だからこそこれを書いているのだ。そんな言葉を浴びせられ、自分の子供に「ごめんね」と思ったりする親たちの存在を想像してほしい。そう思わせる社会を、少しでも早く終わらせるために。

<本誌6月8日号掲載(一部修正)>

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