今回の討論会中、司会のクリス・ウォレスがハンター問題に話題が及びそうになると、巧みに論点のすり替えを行ったために、バイデン元副大統領はレフリーストップで事なきを得ている。しかし、今後連邦議会において同スキャンダルの検証が進んだ場合、それが大スキャンダルに発展する可能性もゼロではない。また、その他のスキャンダルの火種としては、ダーラム検事が調査中の2016年大統領選挙におけるオバマ政権によるトランプ陣営のスパイ疑惑についても火種が燻り続けている状態となっている。

トランプ陣営は逆転のための切れ味鋭いメッセージを打ち出すことができるのか、バイデン陣営はバイデン及び家族の疑惑という潜在的スキャンダルから話題を逸らし続けることができるのか。投票日までのラスト1か月を迎えようとしている中、最後の瞬間まで何が起きるか目を離すことができない戦いが続いている。