[ニューヨーク 3日 ロイター] - 米国株式市場は、経済指標が堅調だったものの企業決算が失望を誘い、S&P総合500種<.SPX>は値動きの荒い展開の末に値下がりして取引を終えた。

S&P総合500種とダウ工業株30種は、一時200日移動平均を割り込んだが、その後下げ幅を縮小し、ダウは小幅高に転じた。

四半期決算を受け、米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)<AIG.N>が5.3%、米医薬品卸売のカーディナル・ヘルス<CAH.N>は21.4%それぞれ急落し、S&P総合500種の重しとなった。

この日公表された指標は、失業保険受給総数が1973年以来の低水準となり、3月の貿易赤字は7カ月ぶりに縮小、製造業受注も増加した。

ただ市場では、景気の伸びが緩やかになったとの見方や今後の利上げが成長を鈍化させるという懸念の声も聞かれた。

コロンビア・スレッドニードル・インベストメンツのシニアポートフォリオマネジャーは、こうした背景から「市場は企業データにさらに前向きな反応を示しづらくなっている」と話した。

米電気自動車(EV)メーカー、テスラ<TSLA.O>は5.5%値下がりした。マスク最高経営責任者(CEO)が、財務状況に関するアナリストの質問をさえぎったことを嫌気した。

音楽配信大手スポティファイ<SPOT.N>は5.7%安。決算が市場予想とほぼ一致し、投資家にとって期待外れとなった。

ニューヨーク証券取引所では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.36対1の比率で上回った。ナスダックでは1.80対1で値下がり銘柄数が多かった。

S&P500構成銘柄を見ると、7銘柄が52週高値を更新し、37銘柄が新安値を付けた。ナスダック総合構成銘柄では54銘柄が新高値を、81銘柄が新安値をそれぞれ更新した。

米取引所の合算出来高は75億6000万株。直近20営業日の平均は66億1000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 23930.15 +5.17 +0.02 23836.23 23996.15 23531.31 <.DJI>

前営業日終値 23924.98

ナスダック総合 7088.15 -12.75 -0.18 7065.03 7112.59 6991.14 <.IXIC>

前営業日終値 7100.90

S&P総合500種 2629.73 -5.94 -0.23 2628.08 2637.14 2594.62 <.SPX>

前営業日終値 2635.67

ダウ輸送株20種 10254.64 -31.27 -0.30 <.DJT>

ダウ公共株15種 700.94 -2.65 -0.38 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 1267.44 +8.02 +0.64 <.SOX>

VIX指数 15.90 -0.07 -0.44 <.VIX>

S&P一般消費財 817.16 -3.62 -0.44 <.SPLRCD>

S&P素材 357.04 +1.22 +0.34 <.SPLRCM>

S&P工業 600.31 +1.30 +0.22 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 502.63 -0.19 -0.04 <.SPLRCS>

S&P金融 446.46 -3.84 -0.85 <.SPSY>

S&P不動産 191.09 -0.17 -0.09 <.SPLRCREC>

S&Pエネルギー 542.41 -1.27 -0.23 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 929.95 -8.18 -0.87 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 144.24 -0.27 -0.19 <.SPLRCL>

S&P情報技術 1161.72 +3.36 +0.29 <.SPLRCT>

S&P公益事業 260.03 -0.28 -0.11 <.SPLRCU>

NYSE出来高 8.67億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物6月限 ドル建て 22360 - 110 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物6月限 円建て 22350 - 120 大阪比 <0#NIY:>

(ロイターデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります)

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