[ベルリン 8日 ロイター] - ドイツ経済省が8日発表した1月の鉱工業受注指数は前月比3.9%低下し、予想(1.6%低下)より大きなマイナスとなった。今後独経済が減速する可能性を示唆した。

クリスマスと新年の休みが長引いたことも一因。ただ関係者は、1カ月のデータのみで深読みすることに慎重になっている。

12月の改定値は3.0%上昇だった。

1月の受注指数は2017年1月以降で最も弱かった。

INGのエコノミスト、カールステン・ブルゼルスキ氏は「年初は低調なスタートとなった」と述べる一方、工場の多くが1月第1週が全休だったことから驚きはないと指摘。経済ファンダメンタルズは依然良好で、「ドイツの鉱工業がすぐに低迷するリスクはない」と述べた。

経済省は、12─1月の同指数はその前の2カ月に比べ0.9%上昇しており、「鉱工業受注の全体的なトレンドは上向き」との見方を示した。

1月の受注指数は、前年比では8.2%上昇した。

1月の内訳では海外受注が前月比4.6%低下した。ドイツ以外のユーロ圏各国からの受注が約6%低下したことが要因。

資本財の受注は5%低下、中間財は3.3%低下した。一方、消費財は2.4%上昇した。

バンクハウス・ランペのアレクサンダー・クルーガー氏は、2018年序盤の鉱工業受注が四半期比でしばらくぶりに減少に転じる可能性があると指摘。工場は足元でフル操業となっているようだが、保護貿易主義に対する懸念が先行きの不透明感につながっていると述べた。

*内容を追加しました。

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