タフな交渉、特に戦争絡みの交渉では、レバレッジ(てこの原理)が何よりも重要だ。トランプ自身も『トランプ自伝──不動産王にビジネスを学ぶ』で、その重要性に言及している。
果たしてヨーロッパのエリートたちは、トランプが熱望するノーベル賞という究極のレバレッジを利用して、ネタニヤフの場合と同じ圧力をプーチンにかけるようトランプに働きかけるだろうか。具体的には「それをやればノーベル賞を授与する」と明言するのか。
問題はヨーロッパの指導者層が平和のためなら他の原則の侵害には目をつぶると考えるかどうか、目的のためなら手段は問わないと割り切れるかどうかだ。
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。
米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由
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