MLBは選手の出産立ち会いに寛大なプロスポーツリーグで、3試合までの連続欠場を認めている。大谷は4月19日に子供が生まれる直前、敵地での2試合を欠場した。

フェルプスは長男が生まれた数カ月後に引退。ブレイディは家族と過ごす時間よりもフットボールを選んだ(そのせいで妻を失った)。ルースの私生活は文字どおりむちゃくちゃだった。ジョーダンは子供の誕生直前に試合を欠場することはなかった。

大谷は子供を守る立場になった後も、少年時代の夢にこだわり続けられるのか。ウッズが父親になると分かったとき、これでニクラウスの記録を破るのは不可能になったと予想した人間などいなかった。それでも私は、大谷は今後も次々に記録を塗り替えるほうに賭ける。

そして、ベッツが言う「彼も人間だ」という言葉にも違和感を覚える。大谷は「超人」なのだ。

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