④リンダ・マクマホン(教育長官)
アメリカで最も有名なプロレス団体のCEOを務めたことで知られるマクマホンは、学生の教育を監督する立場への就任を議員たちから猛反対された経験が既にある。地元コネティカット州の教育委員に選ばれたとき、州下院教育委員会の議長はこの起用に反対しただけでなく、個人的な不快感を表明した。「彼女は暴力と若い女性の性の商品化によって巨額の儲けを出してきた。子供たちに害を及ぼす存在だ」。マクマホンはトランプの長年の友人であり、トランプ陣営に多額の寄付をした有力後援者でもある。上院の承認は問題ないだろうが、この人選はトランプ支持派が主張する教育省廃止を前提とした起用である可能性が高い。
この4人の指名にワシントンのエリートは頭を抱えている。しかし、この狂気の沙汰にも論理がある。トランプが破壊または弱体化させたい機関に解体用鉄球を持ち込み、自ら思い描くとおりに政府に革命を起こすという、より大きな作戦の一部なのだ。最後に政治通からのヒントを1つ。4人の指名が承認されれば、彼らは経験不足ゆえ多くの権限をすぐ下の部下たちに委譲するだろう。次官や副長官はかつてない権力を手にすることになる。
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