韓国、トランプの要請で新型コロナウイルス検査キット60万個を対米輸出へ

2020年4月13日(月)17時15分

関係筋によると、韓国はトランプ米大統領の要請を受け、新型コロナウイルスの検査キットを最大で60万個、14日に米国に輸出する計画だ。

トランプ大統領は3月25日に韓国の文在寅大統領と電話会談し、検査キットの輸出を要請していた。

米連邦緊急事態管理庁の貨物機が13日午後10時半に検査キットを搭載して離陸する予定。

検査キットは米連邦政府に納入され、連邦政府が代金を支払う。近い将来、追加で15万個を輸出する計画という。

韓国外務省のコメントはとれていない。

韓国企業はこれまで、ロサンゼルスなど米国の複数の都市に検査キットを輸出していたが、米連邦政府から大量の注文を受けたのは初めて。

韓国では一時、新型コロナの感染者が急増したが、その後は大規模な検査や隔離措置などが奏功し、感染ペースが鈍化している。

*個数を「最大で」60万個と明確にしました。

[ソウル ロイター]




Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

【関連記事】
・封鎖解除後のコロナ「震源地」武漢はこうなった
・新型コロナウイルス感染症で「目が痛む」人が増えている?
・猫のコロナ感染率は15%――「人→猫」「猫→人」感染は?
・気味が悪いくらいそっくり......新型コロナを予言したウイルス映画が語ること


※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2020年4月21日号(4月14日発売)は「日本人が知らない 休み方・休ませ方」特集。働き方改革は失敗だった? コロナ禍の在宅勤務が突き付ける課題。なぜ日本は休めない病なのか――。ほか「欧州封鎖解除は時期尚早」など新型コロナ関連記事も多数掲載。

  • 1/1

今、あなたにオススメ

今、あなたにオススメ