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アフリカで進行する「静かな感染拡大」 深刻な新型コロナのデータ不足

2020年7月12日(日)12時30分

もうひとつの評価基準

アフリカ以外でも包括的な検査データが存在しない地域があるため、研究者らは新型コロナウイルスの感染を評価する別の基準に注目している。年間のある時点での平均に対する超過死亡数もその1つだ。

だがこうした指標でさえ、アフリカ諸国の大半では平年のデータが不足しているために利用できない。国連によれば、国内での死亡について75%以上が記録されているのは、アルジェリア、カボベルデ、ジブチ、エジプト、モーリシャス、ナミビア、セーシェル、南アフリカの8カ国だけだという。エチオピアの保健省によれば、同国における死亡のうち記録されているのは2%に満たないという。

米国の医療政策イニシアチブである「リゾルブ・トゥ・セーブ・ライフ」のアマンダ・マクレランド氏は、感染拡大がどれだけ深刻か、また対応のためにどのようなリソースが利用可能かといった情報がなければ、各国のロックダウン解除の時期でリスクが生じることになる、と語る。

「感染拡大の深刻さを本当に理解することが、私たちにとっては大きな課題になっている」と同氏は言う。「データが不明瞭であれば、各国のロックダウンがもたらす経済的な打撃を正当化することは非常に困難になる」

Katharine Houreld and David Lewis(翻訳:エァクレーレン)

[ロイター]


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