最新記事

パンデミック

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(6日現在)

2020年4月6日(月)12時16分

REUTERS

■ジャンク債ファンドに資金流入、週間で過去最大=BofA

バンク・オブ・アメリカ(BofA)は3日、1日までの週にジャンク債ファンドに過去最大となる69億ドルの資金が流入したと発表した。3月月間では債券ファンドからは「歴史的」な規模の2840億ドルが流出し、現金資産に約6580億ドルが流入したが、直近週では市場心理の改善が見られたとしている。

■米ボーイング、ワシントン州での生産停止を無期限延長

米航空機大手ボーイングは5日、新型コロナウイルス感染拡大への対策として、ワシントン州にある工場の操業停止期間を別途通知するまで延長すると発表した。

■米アマゾン、新型コロナ検査器具メーカーと協議 従業員検査で

米アマゾン・ドット・コムが新型コロナウイルスの検査器具メーカー2社の最高経営責任者(CEO)と連絡を取っていることが、ロイター通信が4日までに入手した内部文書で明らかになった。アマゾンは従業員の検査方法と、自社倉庫での感染リスクをどのようにして減らすかを検討している。

■カナダの新型コロナ死者が20%増、政府は予備役を招集へ

カナダの保健当局が5日発表した新型コロナウイルス感染による死者は前日から20%増え合計258人に、感染者は約12%増の計1万4426人となった。

■米株は二番底か、トンネルの先に光も

米株式市場では、新型コロナウイルスの感染拡大とその経済的影響により数週間中に直近安値を再び試すとの見方がある一方で、トンネルの向こうにかすかな光が見えるとの指摘も出ている。

■コロナ債発行でオープンな議論を=ユーログループ議長

ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のセンテノ議長(ポルトガル財務相)は、4日付の伊紙レプブリカに掲載されたインタビュー記事で、新型コロナウイルスの感染拡大による経済的な落ち込みに対応する手段として、各国財務相はユーロ圏共通の「コロナ債」に関して「オープンな議論」を行う必要があると訴えた。

■米ズーム、NY州などが情報提供求める 安全性巡る懸念で

米コネティカット州およびニューヨーク州の司法長官は、ビデオ会議大手の米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズのプライバシー保護と安全性不備に関する報告があったことを受け、同社に情報提供を求めた。

■英政府、外出制限強化も 保健相が違反者に警告

ハンコック英保健相は5日、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため実施しているロックダウン(都市封鎖)のルールを無視する人が後を絶たなければ、屋外での運動を禁止するなど対策を強化せざるを得ないと警告した。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

スイス中銀、第1四半期の利益が過去最高 フラン安や

ビジネス

仏エルメス、第1四半期は17%増収 中国好調

ワールド

ロシア凍結資産の利息でウクライナ支援、米提案をG7

ビジネス

北京モーターショー開幕、NEV一色 国内設計のAD
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 2

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴らす「おばけタンパク質」の正体とは?

  • 3

    「誹謗中傷のビジネス化」に歯止めをかけた、北村紗衣氏への名誉棄損に対する賠償命令

  • 4

    心を穏やかに保つ禅の教え 「世界が尊敬する日本人100…

  • 5

    マイナス金利の解除でも、円安が止まらない「当然」…

  • 6

    ワニが16歳少年を襲い殺害...遺体発見の「おぞましい…

  • 7

    NewJeans日本デビュー目前に赤信号 所属事務所に親…

  • 8

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 9

    中国のロシア専門家が「それでも最後はロシアが負け…

  • 10

    ケイティ・ペリーの「尻がまる見え」ドレスに批判殺…

  • 1

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに

  • 2

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価」されていると言える理由

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 5

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

  • 6

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴…

  • 7

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ…

  • 8

    NewJeans日本デビュー目前に赤信号 所属事務所に親…

  • 9

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 10

    「誹謗中傷のビジネス化」に歯止めをかけた、北村紗…

  • 1

    人から褒められた時、どう返事してますか? ブッダが説いた「どんどん伸びる人の返し文句」

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    88歳の現役医師が健康のために「絶対にしない3つのこと」目からうろこの健康法

  • 4

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の…

  • 5

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈…

  • 6

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 7

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 8

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 9

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 10

    1500年前の中国の皇帝・武帝の「顔」、DNAから復元に…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中