最新記事

アメリカ政治

アメリカ次期政権の国防長官、マティス元中央軍司令官が最有力

2016年11月21日(月)10時48分

11月20日、米国のトランプ次期大統領は検討中の新政権の要職人事について考えを明らかにした。写真右は国防長官の最有力候補に浮上したジェームズ・マティス元中央軍司令官。19日撮影(2016年 ロイター/Mike Segar)

  米国のトランプ次期大統領は20日、検討中の新政権の要職人事について考えを明らかにした。

 国防長官の最有力候補にジェームズ・マティス元中央軍司令官が浮上したほか、2012年大統領選の共和党候補で今回の選挙戦でトランプ氏に批判的だったミット・ロムニー氏は国務長官への起用が検討されている。

 トランプ氏は19日、ニュージャージー州ベッドミンスターに所有するゴルフリゾートで両氏と会談した。

 トランプ氏は20日、自身のツイッターでマティス氏の国防長官への起用を検討していると明らかにし、「極めて素晴らしい人物だった。大将の中の大将だ」と評価した。

 「狂犬」のあだ名を持つマティス氏(66)は、2010─13年に中東地域を統括する中央軍司令官を務め、イラクやアフガニスタンでの戦争にも参加した。

 政権移行チームを率いるペンス次期副大統領は、トランプ氏とロムニー氏の会談について「実質的な意見交換がなされた」と説明。CBSの番組では「ロムニー氏は国務長官候補として真剣に検討されていると断言できる」と語った。

 トランプ氏は、ジュリアーニ元ニューヨーク市長について、国務長官や「その他のポスト」で起用を検討中だと表明。

 トランプ氏は投資家のウィルバー・ロス氏とも会談し、商務長官への起用を検討していると明らかにした。

 トランプ氏は、政権移行チームの責任者から外されたクリスティー・ニュージャージー州知事について、新政権でポストを用意するかどうか記者団に問われると、「才能のある人物だ」と述べ、質問には答えなかった。

 このほか、トランプ氏は不法移民への強硬姿勢で知られるカンザス州のコバック州務長官とも会談した。

[ベッドミンスター(米ニュージャージー州) 20日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ベセント米財務長官、インドに対する追加関税撤廃の可

ワールド

米、嵐で16万戸超が停電・数千便が欠航 異常な低温

ワールド

市場の投機的、異常な動きには打つべき手を打っていく

ワールド

米ミネアポリスで連邦捜査官が市民射殺 移民取り締ま
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:「外国人問題」徹底研究
特集:「外国人問題」徹底研究
2026年1月27日号(1/20発売)

日本の「外国人問題」は事実か錯誤か? 7つの争点を国際比較で大激論

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 2
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味を帯びる「超高齢化」による「中国社会崩壊」
  • 3
    麻薬中毒が「アメリカ文化」...グリーンランド人が投稿したアメリカを嘲笑する動画にネット爆笑
  • 4
    40代からは「積立の考え方」を変えるべき理由──資産…
  • 5
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 6
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている…
  • 7
    サーモンとマグロは要注意...輸入魚に潜む「永遠の化…
  • 8
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 9
    「楽園のようだった」移住生活が一転...購入価格より…
  • 10
    「これは違法レベル...」飛行機で「史上最悪のマナー…
  • 1
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 2
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 3
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味を帯びる「超高齢化」による「中国社会崩壊」
  • 4
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 5
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 6
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている…
  • 7
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 8
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の…
  • 9
    韓国が「モンスター」ミサイルを実戦配備 北朝鮮の…
  • 10
    麻薬中毒が「アメリカ文化」...グリーンランド人が投…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 3
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 4
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 5
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 9
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 10
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中