最新記事

セレブ

ついにお披露目、パリス・ヒルトンの第1子に「天使」の声 代理出産選択の裏に壮絶な過去も

2023年3月3日(金)17時40分
千歳香奈子
パリス・ヒルトン

パリス・ヒルトン(2022年12月、ロサンゼルス) Mario Anzuoni-REUTERS

<腕の中で眠る息子を抱くパリスに夫カーター・リウムがキスをするスリーショットに「美しい」「天使」と祝福の声が相次ぐも、「誰にも言えなかった」という壮絶な過去も打ち明けて話題に>

元祖お騒がせセレブのパリス・ヒルトンが、代理出産で誕生した愛息の姿を英国版グラマー誌で初公開して話題だ。ヒルトンは今年1月、自身の指を握る小さな赤ちゃんの手の写真をインスタグラムに投稿し、2021年に結婚した実業家のカーター・リウムとの間に息子が誕生したことをサプライズ公表して世間を驚かせた。

●1月に公開し、世間を驚かせた赤ちゃんの手の写真を見る

その後、米アリゾナ州の都市名で、「不死鳥」の意味を持つ「フェニックス」と名付けたことを発表したものの、息子の顔出しはお預けだった。しかも息子が誕生して以降もそれまでと変わらずきらびやかな日常をSNSに投稿し、ファンからは「息子の世話は?」「赤ちゃんはどこ?」「ママになったんだから落ち着いて」といつ子育てをしているのか不安視する声も寄せられていた。

そんな中、腕の中で眠るフェニックス君を抱くパリスにカーターが寄り添う親子スリーショットが公開され、待ち望んでいたファンを歓喜させた。パリスが抱いた息子にキスをする微笑ましい写真もあり、「美しい」「天使」と祝福の声が相次いでいる。しかし、待望のお披露目となった場で「恥ずかしくて誰にも言えなかった」という過去の秘密も明かし、世間をざわつかせている。

【写真】ついにお披露目された息子「フェニックス」

壮絶な過去のトラウマが代理出産の理由に

ママになって幸せ絶頂なはずのパリスの口から語られたのは、10代の頃に受けた性的暴行や教師からのわいせつ行為など衝撃的な出来事で、加えて20代前半での中絶まで壮絶な過去を赤裸々に告白して話題だ。

学生時代に教師に誘惑されて「大人の女」だと思い込むよう操られ、車の中でキスをされたこと。さらに性的虐待の罪で有罪判決を受けたハリウッドの元大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインからホテルの部屋に誘われ、断ると女子トイレまで追いかけられるという恐怖体験をしたことも明かしている。もっとも衝撃的だったのは、15歳の時に強姦されたという告白だ。パリスよると女友達との遊び場だったショッピングモールで知り合った年上の男性グループの自宅に誘われ、アルコールを飲まされた上にレイプドラッグを盛られて気絶し、襲われたという。

こうした過去のトラウマが代理出産を選択した理由の一つになっているようだが、パリスによると2000年代に放送された自身のリアリティ番組『シンプル・ライフ』の撮影で出産シーンに立ち会ったことでもトラウマとなり、家族は欲しいけど「出産が怖くなった」と明かしている。コロナ禍となって時間的余裕が生まれたことから夫と体外受精を始め、7回のプロセスを経て「全部男の子(の胚)で、20人いる」と話す。それでも「次は女の子が欲しいと」と、今年に入ってもう1度体外受精を行い、女の子がいるかどうか現在結果待ちをしているところだと明かしている。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

NATO事務総長、国防費拡大に新提案 トランプ氏要

ワールド

ウクライナ議会、8日に鉱物資源協定批准の採決と議員

ワールド

カナダ首相、トランプ氏と6日会談 ワシントンで

ビジネス

FRB利下げ再開は7月、堅調な雇用統計受け市場予測
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得る? JAXA宇宙研・藤本正樹所長にとことん聞いてみた
  • 2
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に高く、女性では反対に既婚の方が高い
  • 3
    インドとパキスタンの戦力比と核使用の危険度
  • 4
    日々、「幸せを実感する」生活は、実はこんなに簡単…
  • 5
    目を「飛ばす特技」でギネス世界記録に...ウルグアイ…
  • 6
    宇宙からしか見えない日食、NASAの観測衛星が撮影に…
  • 7
    インド北部の「虐殺」が全面「核戦争」に発展するか…
  • 8
    タイタニック生存者が残した「不気味な手紙」...何が…
  • 9
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 10
    金を爆買いする中国のアメリカ離れ
  • 1
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 2
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 3
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新研究】
  • 4
    ロシア国内エラブガの軍事工場にウクライナが「ドロ…
  • 5
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは…
  • 6
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に…
  • 7
    マリフアナを合法化した末路とは? 「バラ色の未来…
  • 8
    タイタニック生存者が残した「不気味な手紙」...何が…
  • 9
    インド北部の「虐殺」が全面「核戦争」に発展するか…
  • 10
    私の「舌」を見た医師は、すぐ「癌」を疑った...「口…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 5
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 6
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 7
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 9
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
  • 10
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中