米、首都で連邦法執行機関の展開増強 観光名所など

米ホワイトハウスは７日、首都ワシントンにおいて連邦法執行機関の展開を増強すると発表し、観光客の往来が多い地域やその他のホットスポットに重点配備することを明らかにした。７月３０日、ワシントンで撮影（２０２５年　ロイター/Jonathan Ernst）

[ワシントン ７日 ロイター] - 米ホワイトハウスは７日、首都ワシントンにおいて連邦法執行機関の展開を増強すると発表し、観光客の往来が多い地域やその他のホットスポットに重点配備することを明らかにした。深夜から開始するとした。

トランプ大統領は６日、首都の治安維持のために州兵を派遣する可能性を示唆。首都を連邦政府の管理下に置く意向をちらつかせた。

ホワイトハウスのレビット報道官は声明で「トランプ大統領は無実の市民を守るため、連邦法執行機関の存在感を高めるよう指示した。今夜から、首都ワシントンに凶悪犯罪者の安住の地はない」と強調した。

ホワイトハウスの別の高官によると、７日間の予定で開始し、延長される可能性もあるという。

米国公園警察が指揮を取り、議事堂警察、麻薬取締局、連邦捜査局（ＦＢＩ）が協力する。州兵は参加しない。