ニュース速報
ワールド

北部クルド人自治区の石油輸出、来週再開へ=イラク石油相

2025年02月18日(火)11時19分

 2月17日、イラクのアブドゥルガニ石油相(写真)は、北部クルディスタン地域(クルド人自治区)からの石油輸出が来週再開されると発表した。写真はイラクのバクダッドで昨年5月撮影(2025 ロイター/Thaier Al-Sudani )

Ahmed Rasheed

[バグダッド 17日 ロイター] - イラクのアブドゥルガニ石油相は17日、北部クルディスタン地域(クルド人自治区)からの石油輸出が来週再開されると発表した。イラクとクルド人自治政府の関係が改善する中、約2年にわたる紛争が解決することになる。これにより、供給が拡大し、原油価格が圧迫される可能性がある。

クルド人自治区からトルコを経由する石油輸出を巡り、仲裁する国際商業会議所(ICC)がトルコに対し、2014年から18年にかけての無許可輸送に対する損害賠償として約15億ドルをイラクに支払うよう命じたことを受け、トルコは23年3月にパイプラインを通じた輸送を停止していた。

アブドゥルガニ氏は「あす、石油省の代表団がクルド地域を訪問し、同地域からの石油の受領と輸出の仕組みについて交渉する。輸出プロセスは1週間以内に再開されるだろう」と記者団に語った。

イラクは同地域から日量30万バレルを受け取ることになると述べた。

ロシアとウクライナの和平協定が成立すれば、供給はさらに増える可能性がある。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」も、4月から自主減産の縮小開始を予定している。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

NEC委員長、雇用の伸び鈍化見込む 人口減と生産性

ワールド

中国BYD、米政府に関税払い戻し求め提訴 昨年4月

ワールド

EU、第三国の港も対象に 対ロ制裁20弾=提案文書

ビジネス

ECB現行政策「適切」、インフレ率は目標に収束へ=
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 2
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...周囲を気にしない「迷惑行為」が撮影される
  • 3
    【銘柄】「ソニーグループ」の株価が上がらない...業績が良くても人気が伸びないエンタメ株の事情とは
  • 4
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 5
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 6
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 7
    「二度と見せるな」と大炎上...女性の「密着レギンス…
  • 8
    韓国映画『しあわせな選択』 ニューズウィーク日本…
  • 9
    【銘柄】なぜ?「サイゼリヤ」の株価が上場来高値...…
  • 10
    変わる「JBIC」...2つの「欧州ファンド」で、日本の…
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 3
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予防のために、絶対にしてはいけないこととは?
  • 4
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 5
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 6
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 7
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 8
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 9
    エヌビディア「一強時代」がついに終焉?割って入っ…
  • 10
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 4
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 7
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 8
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 10
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中