逃亡のフィリピン元市長、インドネシアで拘束 本国送還へ
Mikhail Flores Neil Jerome Morales
[マニラ 4日 ロイター] - フィリピン当局は4日、中国の犯罪組織とのつながりやマネーロンダリング(資金洗浄)の容疑で逃亡中のバンバン元市長、アリス・グオ氏がインドネシアで現地警察に拘束されたと発表した。インドネシアのスプラトマン法相はロイターに、グオ氏がフィリピンに送還される予定だと語った。
アリス・グオ氏は犯罪組織とのつながりを巡り議会調査会への出席を拒否したため、フィリピン上院から指名手配されている。
グオ氏はフィリピン国籍を偽装したと疑われている。同氏は選挙に立候補した際、フィリピン国籍であると主張していたが、後に彼女の指紋が中国国籍の郭華平氏のものと一致していることが判明した。
一方、グオ氏はこうした主張や犯罪組織とのつながりを否定。上院に宛てた書簡で自身が「悪意ある告発」の対象になっていると訴えている。
法執行当局によると、グオ氏は市長の座から降りた後、7月に国外に出てマレーシア、シンガポールと移動し8月にインドネシアに入った。
スプラトマン法相によると、国外逃亡中は元中国人警察官の支援を受けていたという。フィリピンに送還されるが、時期は警察の調査次第で確定していないとした。
マルコス大統領は「法の力はあなたにも及ぶだろう」と述べ、司法から逃れようとする努力は無駄になると警告。「両政府の緊密な協力により、今回の拘束が可能になった」とし、「アリス・グオ氏の本日中の帰国に向けた手配を調整している」と述べた。
検察側は、郭被告と共謀者らが1億ペソ(180万ドル)を超える犯罪収益を資金洗浄したとしている。





