[ベンガルール/コロンボ 31日 ロイター] - スリランカ統計局が31日発表した7月の全国消費者物価指数(NCPI)上昇率は前年比で6.3%と、6月の12%からほぼ半減した。

同国は外貨準備不足などを背景に過去70年超で最悪の金融危機に見舞われ、インフレ高騰で1年以上にわたり経済が打撃を受けてきた。

食品は1.4%下落と前月の4.1%上昇から反転。非食品は10.5%上昇した。最大都市コロンボの消費者物価指数(CCPI)にもこの動きが反映された。

計算基準年が2013年から21年に変更されたのを受け、インフレ率は2月の50.6%から過去6カ月間で徐々に縮小している。昨年9月のインフレ率は69.8%、食品は94%に達していた。

アキュイティー・ストックブローカーズの調査担当責任者は「インフレ率は予想より速く縮小している。ルピー相場上昇で輸入価格が下がったことも一因」とし、今後も減速が続き年末には5%を下回るだろうと述べた。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。