ニュース速報

ワールド

モーリシャスの観光産業、重油流出でコロナ被害に追い打ち

2020年08月13日(木)11時03分

8月12日、インド洋に浮かぶモーリシャスの観光関係者らは、同国の沖合で7月25日に商船三井が運航する貨物船「わかしお」の座礁により重油が流出し、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けている観光産業に対し、一段の被害が生じると懸念している。写真は11日、リビエールデクレオールの海岸で「わかしお」から流出した原油を掃除する準備をするボランティア(2020年 ロイター/Stephane Antoine)

[ナイロビ 12日 ロイター] - インド洋に浮かぶモーリシャスの観光関係者らは、同国の沖合で7月25日に商船三井<9104.T>が運航する貨物船「わかしお」の座礁により重油が流出し、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けている観光産業に対し、一段の被害が生じると懸念している。また、天然の海岸が汚染されれば、雇用が脅かされる可能性があるとしている。

昨年の観光収入は630億モーリシャスルピー(16億ドル)だった。

中銀は5月、過去2カ月だけでも観光減少により失った外貨が120億ルピーに達したと発表した。

あるカイトサーフィン業の経営者は、地元のガイドが最も大きな被害を受ける業種の1つと指摘。「漁民や地元に住むガイドらに大きな影響が出るだろう。極めて早期に事態を制御しなければ、ダイビングやシュノーケリング、イルカウォッチングなど、あらゆる部門が影響を受ける」と述べた。

「わかしお」は、同国南東沿岸のインド洋上で岩礁に衝突して座礁。6日に重油が流出し始めた。

7日には、ジャグナット首相が緊急事態を宣言した。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

ボルボ・カー、第4四半期利益が前年比68%減 関税

ビジネス

日鉄、今期の最終赤字700億円に拡大へ 室蘭製鉄所

ワールド

米株式市場の「ソフトウェアマゲドン」、買い機会か見

ビジネス

ソニーG、純利益3回目の上方修正 メモリー「最低限
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染拡大する可能性は? 感染症の専門家の見解
  • 3
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新世論調査が示すトランプ政権への評価とは
  • 4
    エプスタインが政権中枢の情報をプーチンに流してい…
  • 5
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 6
    ユキヒョウと自撮りの女性、顔をかまれ激しく襲われ…
  • 7
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 8
    トランプ不信から中国に接近した欧州外交の誤算
  • 9
    アジアから消えるアメリカ...中国の威圧に沈黙し、同…
  • 10
    電気代が下がらない本当の理由――「窓と給湯器」で家…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「副産物」で建設業界のあの問題を解決
  • 4
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から…
  • 5
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 6
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 7
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 8
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 9
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大…
  • 10
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 8
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中