FRB、利上げ巡り慎重なアプローチ可能との見解で一致=議事要旨

米連邦準備理事会(FRB)が21日に公表した10月31日─11日1日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨によると、当局者は今後の利上げについて慎重なアプローチを取ることが可能であり、インフレ低下の進展が不十分であることを示す情報が入ってきた場合にのみ、金利を引き上げる必要があるとの見解で一致した。2022年1月撮影(2023年 ロイター/Joshua Roberts/File Photo)
Howard Schneider
[ワシントン 21日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が21日に公表した10月31日─11日1日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨によると、当局者は今後の利上げについて慎重なアプローチを取ることが可能であり、インフレ低下の進展が不十分であることを示す情報が入ってきた場合にのみ、金利を引き上げる必要があるとの見解で一致した。
FRBは10月31日─11日1日に開いたFOMCで、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を5.25─5.50%で据え置いた。決定は全会一致で、2会合連続での利上げ見送りとなった。