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中国不動産部門の格付け見通し、ネガティブに変更=ムーディーズ
2023年09月14日(木)15時44分
9月14日 格付け会社ムーディーズは14日、中国不動産セクターの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げた。写真は8月18日、中国・天津で撮影(2023年 ロイター/Tingshu Wang)
[14日 ロイター] - 格付け会社ムーディーズは14日、中国不動産セクターの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げた。政府の支援策にもかかわらず、経済成長の減速により販売が抑制されるとの見方を示した。
国内の契約売上高は今後6─12カ月で約5%減少すると予想した。政府の不動産購入促進策の効果は長続きせず不均一なものになる可能性が高いとした。
中国の民間不動産開発最大手、碧桂園(カントリー・ガーデン)は債務不履行の回避に腐心しており、今週はオンショア債の償還延期について債権者から承認を得た。
ムーディーズのアナリスト、セドリック・ライ氏は発表文で、碧桂園を巡る信用不安が投資家のリスク回避姿勢を増幅させていると指摘した。
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