重要なのは、これが一時的な出来事では終わらないという点だ。これまでも何年も続いてきたし、今後も続くだろう。そしてスウェーデンの文化とアイデンティティーに甚大な影響を及ぼす。反移民を叫ぶ極右政党のスウェーデン民主党がこんなにも支持を受けているのも、驚くには当たらない。

「極右」政党の支持が高まっているのは、心配な兆候だ。イギリス人の1人として僕は、イギリスの「おめでたい穏健」の伝統を誇りに思う。共産主義であれ極右であれ、イギリスでは過激主義政党は絶対に政権を取るほどの支持は得られない、という伝統だ。

僕にとって、トランプやルペンが大統領になることは、気掛かりな未来に感じられる。ウィルダースはごく普通の人からしても、挑発的な過激主義者に見えるだろう。でもこうした勢力の台頭を許したからといって、僕のアメリカ人の友人と同様、僕はこれらの国の怒れる有権者たちをただ責めることはできない。