飼い猫は一般的に、活発に活動するエネルギーを蓄えるため、昼も夜も寝て過ごすことが多い。そのため夜明け前にキッチンがにぎやかになると、見に行きたいという本能と、そのままベッドで寝続けたいという欲求の板挟みになるらしい。

今年もburiedpoettやmacithepillowcat、milandhakuなどのTikTokクリエーターが、ラマダンキャットの動画を投稿。食事中の家族の横で目をショボショボさせたり、ボーっとした顔でダイニングチェアに座ったり、困ったような顔で座り込んだりする姿を共有している。

中には絶対にチャンスを逃すまいとキッチンにやって来て、参加は義務だとでもいわんばかりに落ち着く猫もいる。一方で、目を開けているのがやっとという猫や、眠くてフラフラしながらおやつを待つ猫もいる。

こうしたラマダンキャットの動画は今や、毎年恒例のトレンドになった。

ユーザーからは、動物たちも断食するんだね、といった冗談も寄せられる。もちろん動物に断食の義務はない。飼い主によると、猫たちはただ、食べ物が出てくる時はいつでも仲間に入れてもらえることを期待しているにすぎない。

ほかにも「まだ寝ててもいいのにね」「自分たちも起きなきゃいけないと思ってるみたいで可愛い」などのコメントが書き込まれている。

ラマダンの目的は祈りと内省、自制心にある。しかしこうした動画は、その伝統によって人間だけでなく一緒に暮らす動物たちの日々の生活がどう変わるかの一端を垣間見せている。

3月末まで続くラマダンの間に、眠そうな顔をした猫の動画はさらに増える見通しだ。

昨年はラマダンが終わるまで、ゴハンを逃したくない猫と夜明け前の食事の組み合わせ動画がTikTokユーザーを楽しませ続けた。

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