欧州連合(EU)各国大使は4日、ウクライナに対する900億ユーロの融資の詳細を承認した。ウクライナの2026─27年の資金需要の大部分に対応する融資として、昨年12月の首脳会議で合意していた。

外交筋によると、大使らはブリュッセルで開いた非公開の会合で合意に達した。

合意文書は公表されていないが、EU理事会は声明で、資金の3分の2を軍事⁠支援に、3分の1を一般予算‍に充てると説明した。

軍事支援に関しては、主にウクライナ国内またはEU加盟国からの武器購入に充て‍るべきとしているが、一‍定の条件を満たせば他国‍からの購入も可能という。

合意は欧州議会の承認を得る必要がある。外交関係者らは、欧州委員会が資金調達⁠を開始し、4月上旬に初回の融資を実行できるよ⁠う早期の承認を‍期待すると述べた。

支援の財源を巡り、EU首脳は昨年12月、凍結されたロシア資産を活用する案を支持せず、借り入れを通じて調達することで合意していた。

[ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2026トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
スパイス企業の新戦略...エスビー食品が挑む「食のアップサイクル」とは?
スパイス企業の新戦略...エスビー食品が挑む「食のアップサイクル」とは?
PR
ニューズウィーク日本版 台湾有事の新シナリオ
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。

米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由

※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます