眠りを覚まされた同盟国
「彼らは一般論として国際法の尊重を主張しているが、マドゥロの失脚を全く残念に思っていないことを隠そうとしていない」と、EU外交安全保障上級代表の特別顧問などを歴任し、現在は国際問題研究所(ローマ)の所長を務めるナタリー・トッチは本誌に語る。
「(トランプ政権のやり方が)賢明か、倫理的かと言われれば、答えはノーであることは言うまでもない。けれども、そう言ったところで現実は変わらない」
「(トランプ政権の行動を押しとどめる)能力がないという問題は、ヨーロッパのリーダーたちが本当に賛同しかねる問題、例えばグリーンランドの領有権をめぐる問題などでは一層大きな意味を持ってくる」と、トッチは説明する。「短期的に見ると、ヨーロッパ諸国ができることは非常に限られていると思う」
<記事後半:「20年後、トランプに感謝することになるかも...」――ディール外交にさらされるカナダ・中南米の行方は?>
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