以前から持っていた日中両国のメディアでの仕事に、新たに加わった日中間ビジネスの仕事。また、2007年からは故郷の味・湖南料理を提供するレストランを歌舞伎町で経営しているが、その《湖南菜館》にも今や、私と記念撮影したいという中国人観光客が殺到している。お客が入りきらないので、日本の居酒屋にならって、満席時の2時間交代制を導入したほどだ。
「禍福はあざなえる縄の如し」という言葉があるが、まさにその通り。落選という失敗が新たなチャンスをもたらしてくれた。これならば次回選挙への出馬も妻は許してくれるかもしれない(笑)。落選がビジネスにつながるなど、日本人にはなかなか理解できないのではないだろうか。だがこれこそが「中国流」。中国ではなにより個人の信用が重んじられる。報道を通じて私という人間を知ってもらったことが新たな転機につながった。
今回から新たに始まる連載では、こうした「中国流ビジネス」の機微についても紹介するつもりだ。中国に染まる必要はないが、「中国流」を知って日本の商品、サービスをどんどん輸出して、日本を豊かにして欲しい。そのためのアドバイスを私、李小牧は一切惜しまない。