最新型はAESAレーダー、電子戦システム、視程外射程ミサイルの発射能力を備えている。
魅力の1つは安さだ。1機当たりのコストは推定2500万~3000万ドル。アメリカの「F16」やフランスの「ラファール」など、欧米の戦闘機に比べるとかなり安価だ。
加えて昨年5月のインドとの軍事衝突で、パキスタンのJF17が実戦での性能を実証したことも、この戦闘機に対する関心を高める大きな理由になった。
パキスタンがJF17を売却する場合は、常に中国の同意が必要となる。機体の主要部と主要システムの設計、エンジンなどの重要部品の供給で中国が不可欠な役割を果たしているからだ。
一方、製造と組み立ての大部分は、パキスタン北部の町カムラにあるPACの工場で行われている。
パキスタンがJF17のセールスに力を入れることは、中国にとっても悪い話ではない。パキスタンが世界の航空見本市などでJF17を精力的に売り込む結果、間接的に中国の軍事テクノロジーが世界に宣伝されている。
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