米潜水艦建造企業ハンティントン・インガルス・インダストリーズによると、これは作戦行動の一環としてUUVを魚雷発射管から発射・回収した初の事例だった。UUVは、自律モードで発射から回収まで最大10時間の任務を3回遂行した。

UUVを潜水艦に統合することで、米海軍は作戦範囲と水中戦能力を大幅に拡張できるとされており、海底ケーブルの防護や機雷敷設・除去などを含む「海底作戦」でも重要性が増している。ステルス性と乗員の安全性、任務負荷の軽減も期待されている。

海上自衛隊はXで、「引き続き『無人アセット』を含む防衛力整備を着実に進め、抑止力・対処力の向上に努めていきます」と述べた。

米海軍第32潜水艦戦備群は「ロボットおよび自律型システムの統合により、将来の潜水艦任務の作戦柔軟性と能力が強化され、有人潜水艦が到達できない浅海域や深海域での活動が可能になる」とコメントした。


中国の軍艦が西太平洋での存在感を拡大する中、UUVを搭載した日本の潜水艦が実戦配備される時期はまだ不透明だ。

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