<特に影響が大きいのは16~24歳。大卒者は過去最高水準となったが──>

コロナ禍での厳格なロックダウンの終了以降、経済成長の鈍化や個人消費の低迷が続く中国で、若者の失業が大きな問題となっている。

【グラフで見る】それでも近年は減少気味? 中国都市部の「若年失業率」

中国国家統計局の最新統計に基づくニューズウィークの推計によれば、都市部に住む15~29歳の失業者数は少なくとも2000万人。これは学生を除くこの年齢層全体の12%に相当する。大学卒業者数が過去最高水準となり、就職競争が激化していることも背景にある。

特に影響が大きいのは16~24歳で、失業率は1年前より0.8ポイント高い16.9%。一方、25~29歳は7.2%と比較的低い水準にとどまっているが、政府が打ち出す対策が十分な効果を上げているとは言い難い。

2000万人

中国都市部に住む15~29歳の失業者数

16.9%

16~24歳の失業率

7.2%

25~29歳の失業率

【グラフで見る】それでも近年は減少気味? 中国都市部の「若年失業率」