<インフレ率は2%を上回ったまま、雇用の減速も進む。FRBの次の一手は経済指標とパウエル後任の人選にかかっている>

ドナルド・トランプ米大統領は12月10日、FRBが政策金利を0.25ポイント引き下げ、3.6%にしたことについて、「非常に小さな数字」と批判し、自身が求めていた水準には程遠いと述べた。少なくとも今回の2倍の利下げが必要だったと主張している。

FRBは今回で3会合連続の利下げを決定したが、今後の追加緩和については当面見送る可能性を示唆した。この方針は、トランプとの対立をさらに深める可能性がある。

トランプは、FRBが借入コストを高く保つことで経済成長を抑制していると非難し、「インフレを恐れすぎて成長を潰している」と語った。

より大幅な利下げが強い経済成長を促すと主張し、「仮にインフレが起きても、後から対応すればよい」と述べ、「3~4%よりはるかに良い成長が可能なはずだ」と強調した。

「国がうまくいっているときに、成長を殺してはならないという考え方が必要だ。FRBは成長を殺している。インフレを恐れるあまり、成長を犠牲にしている。しかしインフレなしでも力強い成長は可能だ。成長すればすべてが上がるが、それはインフレとは違う」とも述べている。

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